こんにちは、奈良ウガヤゲストハウスの瀬戸一平です。

私が、実際に訪れた寺社仏閣について、超個人的なレポートをさせていただきます。
ぜひ、あなたの「奈良旅」の参考にしていただけるとうれしいです。

(ご注意)
この文章は少し前に書いたものですので、拝観料等の金額については、
現状と少しズレがあるかもしれません。ご了承ください。
季節もばらばらです。また、ここに書かれている寺社仏閣への交通手段は、ほとんど車での移動でした。
電車またはバスで行かれる方は、ご遠慮なくウガヤで行き方をお尋ねください^^。

それでは、一緒に参りましょう。

安倍文殊院 … その名のとおり、ご本尊は「文殊菩薩」な訳でして。
通常、「文殊菩薩」は釈迦如来の脇侍として祀られる事が多いですね。
真ん中に釈迦如来、左右に文殊菩薩と普賢菩薩。
安倍文殊院の「安倍」は安倍一族が氏寺として建立した事によるとされています。
安倍一族で有名なのは、阿倍仲麻呂、安倍清明ですね。
阿倍仲麻呂は遣唐使として唐に渡り、科挙に合格して中国の官吏になった人です。日本人でありながら、唐の朝廷でかなり高官になりました。
結局日本に戻れなかったのですが、
「天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」
と、故郷奈良を想って詠んだ歌が有名ですね。
この歌、分かりやすくて好き。
「どら焼」のことを、奈良では「三笠」といいますが、この三笠山の形に似ているからだそうですよ。
安倍清明は陰陽師で有名。映画でもやってましたね。空飛んでたけど・・・。
仲麻呂も空飛べたら帰って来れたのにね^^。

 

本堂・・・。さすが文殊のお寺です。みんなの思いが書かれた絵馬がびっしり。
知恵の仏様ですからね。ご利益たっぷりです。
本堂の入り口を入るとお茶と御菓子をいただけます。
この時はおばちゃんグループとオーストラリア人と一緒にいただきました
・・・ここでも関西のおばちゃんパワー健在です!相手がどこの国の人であろうが
お構いなしです。
 「どこから来はったん??!!」
「Austraria~」
「これ、お茶碗はこうやって持つんやで!!で、こう飲むんやで!!わっはっは!!」
「・・・・。」
関西弁は全世界共通語。
オーストラリア人もきっちり理解していたみたい…。そのとおりやってましたもん。


 

お茶をいただくと本堂の内陣に案内されます。
ガイドのおねえさんに、一通り文殊菩薩の案内をしていただきました。
本堂の内陣には、文殊菩薩が獅子に乗って、ど~んと構えておられます。
これ、かなりデカイ。
高さ7メートル。日本最大らしいです(もんじゅ比較)。
作者は快慶。鎌倉時代ですね。
快慶さん運慶さん…。一体この方たち、どれくらいの「ブツ」を作ったんでしょうね~。
文殊さんの乗っている獅子の顔がコミカルで。思わずニヤニヤしてしまいました。

さて、ここで。
たまにお寺とかに行くと「十二支守り本尊」というのを目にする事があると思います。
「それぞれの生まれ年によって守護してくださる仏様が決まっている」
という信仰のようです。

子年:千手観音菩薩  丑・寅年:虚空蔵菩薩  卯年:文殊菩薩  
辰・巳年:普賢菩薩  午年:勢至菩薩  未・申年:大日如来  
酉年:不動明王  戌・亥年:阿弥陀如来

みなさんはどれですか?
ちなみに僕は卯年で文殊菩薩が守護仏ということになります。

もちろん知恵を授かるようにお願いしときました^^

 

 

この龍、表情に魅かれたので撮ってみました。
ここからスタンプラリーのスタートです。文殊院境内ご利益めぐり!!

 

 

 

金閣浮き御堂。ここでは祈祷などが行われるとかで中には入れず。
ブツたちもいらっしゃるようでしたが…ざんねん。
清明堂。
安倍清明天文観測の地と書かれていましたが…真偽の程は…。
魔除け、方位除けのご利益があるとか。
お寺の授与所で石の数珠を頂いた時に、お坊さん曰く。
「左手にしときや~!そしたら霊に憑かれることないからな!!」ですって。
左手とか右手とか、なんかあるんですかね…。
でも、お寺でそんなん言われたの初めてやなぁ・・・。
 安倍文殊院はいろいろ楽しみがあって面白いお寺でした。境内に古墳とかもあるんですよ。
文殊さんはとにかくでかいし存在感◎。


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